【女の人たち】

 

 

 

魔性の女、

 

魅力を持つ方も、魅力を見つける方も有終の美を発揮しているのでしょうね。

 

逆に、小悪魔っぽい女は中途半端「小」をつけている時点で強かなのにか弱いふりをする。

灼熱を期待した男やジューシーでフレッシュな生肉を希望する男に生焼けプレゼントしてどーすんの、詐欺じゃん! とわしなら突っ込む。

 

異性として~なんてのより人間同士みずみずしく生身の魅力で味わいたい。

花火の激しさも鮮やかに記憶に残るけど、同じ花ならこんこんとわき出る温泉で湯の花の中でまったりとろけたい。

 

旬のもの、腐りかけの肉がおいしいように、 閉店セールでもうしまいだから出血大サービスがお得なように、 もう儚さと美しさをもって咲き乱れる満開の花とか満月のピークとか。

レアものとか期間限定とか駆け込み需要もあるのかな。

 

「や~きいも~や~きいも~、早く来ないとおじさん行っちゃうよ~」

 

みたいな石焼き芋の宣伝を思い出す。

田舎っぽくて、ダサくて、垢抜けないオネエちゃん芋ねえちゃんというけれど、 こういうのは石焼き芋ねえちゃん、触ると火傷するぜ!

 

それを風姿花伝では時分の花と呼んでいるっぽいかな。

すべてのおんなのこはイモコだもの。芋子、妹子。

小野妹子は男だけど。

妹背。夫婦。兄と妹、ときどき姉と弟、そのまたときどき双子ちゃんの男女ペア。

幼馴染の一途な筒井筒の魅力って、単純に元鞘だから良いんじゃなくて (一夫一婦制推進で明治からの教育で洗脳かけようとしたみたいだけど)、 信じて選んだ相手の魅力がいつまでも色褪せない、

信頼に応えている、

 

まことの花を感じられるからいいんだろね。

http://www.the-noh.com/jp/zeami/7stage.html

 

 

 

 

 

 

…… akishibuさんの語り  /// リンク↓/// ……

 

 

■この物語のあらすじ

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■自由人

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■岡村さん

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