【ピンクのしみ】
まず食前酒がきた。
きれーーいッッ!!
手のひらサイズのちっちゃくて、うすーくて、握りしめるとパキっていきそうな
えをちょいと、指2本の先で持ってみて、おそるおそるかたむける。
ぞぞぞ、、、
透き通る光る黄色に、銀の砂粒のようなこまかい泡。
底はしぶい金色のグラデーション。
とろさら、、、じわじわパチパチ、、、
はぁはぁ…
<○><○>ぎろっ
今日はお誘いありがとう。
ふふ、ではお先にいただきますわ
乾杯。
ご、ごく!!!
つつつーーーー
舌→のど
つめた~~いひとすじ。
のど→胃
あつい
うわー
ビリッ☆ビリッ☆ビリッ☆ビリッ☆
はじめ強めの甘さがひろがったと思いきや、瞬時に深みのある苦味、こくに変化し、
上質な舌触りの奥に隠された懐かしい旨みを、パチパチと泡がはじく。
一言でいえば、
さわやかでフルーティー。
空腹をさらにかきたて、後頭部を刺激する一級品だ。
次は前菜。
長方形のツルっとした器に、ひとつまみづつ盛られた葉物。
同じく長方形のザラっとした匠の器の上に、かわった形のお椀が3つ乗せてあって、
3種類のソースがウエイターによって注がれる。
粘り気があるソースだ。
色は、赤、濃紺、透明。
おいしそうね。
ではまずは一番左のものからいただこうかしら。
つづく
…… Supendoさんの語り /// リンク↓/// ……
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